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2024/10/11

スーパーウォール工法の家づくりのメリットと課題|その解決策も解説

スーパーウォール工法の家づくりのメリットと課題|その解決策も解説 画像

スーパーウォール工法(SW工法)は、耐震性と断熱性を兼ね備えた木造住宅の工法として、近年注目されています。
日本のように地震が多発する地域では、耐震性能が重視される一方、快適な住環境を整えるための断熱性も重要です。
この工法は、これらのニーズに応える形で登場し、多くの住宅メーカーが採用しています。

ここでは、スーパーウォール工法の特徴やメリット、そしてデメリットや課題について詳しく見ていきます。
また、それらの課題を解決するための方法についても解説します。


スーパーウォール工法とは?

スーパーウォール工法は、木造住宅の軸組工法をベースに、外壁や屋根に「スーパーウォール」と呼ばれる高性能パネルを使用する工法です。これにより、建物が一体化したモノコック構造となり、耐震性や断熱性が飛躍的に向上します。

スーパーウォール工法は、地震や台風にも強いモノコック構造スーパーウォール工法は、地震や台風にも強いモノコック構造

このモノコック構造により、建物全体が一つの箱のように強固になり、地震の揺れを効果的に分散することで、倒壊リスクが大幅に低減されます。また、高性能な断熱材によって、室内の温度を外部の影響から守り、年間を通じて快適な室温を保つことができます。


スーパーウォール工法のメリット

1. 高い耐震性能

スーパーウォール工法の最大の特徴は、その耐震性です。モノコック構造により、地震時の力を建物全体で吸収し、揺れによるダメージを最小限に抑えることができます。特に、耐震等級3という最高水準の耐震性を実現できるため、地震に強い家づくりを考えている人にとって非常に魅力的な選択肢となっています。
大規模な地震に備えるための耐震等級3の設計を推奨

2. 優れた断熱・気密性能

スーパーウォール工法では、家全体を高性能な断熱材で包み込むため、冷暖房の効率が高まり、室内温度が快適に保たれます。これにより、季節にかかわらず快適な住環境を実現し、エネルギーコストの削減にもつながります。また、気密性も非常に高く、外気の影響を受けにくい住まいが実現します。
表面温度差  就寝前に暖房を止めても翌朝15℃という暖かさ
※室内環境イメージ図              ※室内温度変化グラフ

健康で快適な室内環境づくりに重要となる、高い気密性能を追求
※気密基準イメージ図

3. 静かな生活環境

この工法による住宅は、遮音性にも優れており、外部の騒音が室内に入りにくい構造となっています。これにより、住宅地や道路沿いの騒音が気になる環境でも、静かで快適な暮らしができる点も大きな魅力です。

80dBの騒音も50dBまで減衰※、音が1/8になる感覚に

※屋外からの騒音対策            ※屋外への音漏れ対策

日常生活における快適な音環境とは

4. 健康に配慮した環境

高気密な住まいでは、適切な換気システムの導入が重要となります。スーパーウォール工法の住宅では、この換気計画をしっかりと行うことで、湿気やカビの発生を抑え、家族の健康を守る環境を提供できます。

カビ・ダニの繁殖を抑えるために、空気のよどみを少なく          カビ・ダニの繁殖を抑えるために、空気のよどみを少なく


スーパーウォール工法のデメリットと解決策

スーパーウォール

1. 初期コストが高い

スーパーウォール工法は、その性能の高さゆえに、一般的な木造住宅よりも初期費用がやや高くなる傾向があります。しかし、ランニングコストの削減や光熱費の節約効果を考慮すれば、長期的には経済的に有利な選択となる場合が多いです。初期費用が高い点に不安を感じる場合でも、ランニングコストの低減を視野に入れた資金計画を立てることが解決策の一つと言えます。

2. 間取りの自由度が低いことがある

一部の設計においては、パネル構造の影響で間取りや窓の配置に制限が出る場合があります。
しかし、経験豊富な設計士による柔軟な設計提案、スーパーウォール工法の実績が多いハウスメーカーを選ぶことによって、デザイン性と機能性のバランスを取った家づくりが可能です。
また、間取りはライフスタイルの変化も見据えて検討すると、将来のリフォームにも対応しやすい家になります。

3. 暖房機器の制限

スーパーウォール工法のような気密性の高い住宅では、石油ファンヒーターやストーブなどの燃焼系暖房は一酸化炭素中毒を引き起こす恐れがあるため使用できません。

ただし、スーパーウォール工法の家はエアコンだけでも十分暖かくなるため、燃焼系暖房を使わなくても室温を維持できます。高気密高断熱住宅では、建築時に換気を含めた適切な空調計画を立てることが重要になります。

4. 冬場の乾燥

気密性が高いため、特に冬場は乾燥しやすくなるという欠点もありますが、調湿建材の使用や適切な換気システムの導入によって、乾燥を防ぐことができます。

5. コンセントやエアコンの配置計画が重要

気密性を保つため、コンセントやエアコンの設置には事前の計画が重要です。計画的な設置により、将来的なリフォームや機器の追加にも対応しやすくなります。

詳しくはこちらをクリック


まとめ|スーパーウォール工法を取り入れた安心の家づくり

スーパーウォール工法は、地震に強い耐震性能と快適な断熱・気密性能を兼ね備えた工法として、現代の家づくりにおいて高く評価されています。高い遮音性や健康面への配慮など、多くのメリットを持つ一方で、初期費用や間取りの制約といったデメリットもあります。しかし、これらの課題は適切な対応策を講じることで解決可能です。

高屋工務店は、このスーパーウォール工法を採用し、耐震性・断熱性に優れた住宅を提供しています。
豊富な施工実績を持つ弊社は、デザイン性と性能を両立させ、安心して長く住める家づくりを実現しています。

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