冬の暮らしに潜む危険「ヒートショック」を防ぐために

こんにちは、岡山県井原市、広島県福山市で高性能住宅をしている工務店、高屋工務店です。
寒さが厳しくなる季節、私たちの身体は様々な影響を受けますが、その中でも特に注意したいのが「ヒートショック」です。
日本では、交通事故で亡くなられる方は約2700人と言われていますが、（交通事故　死亡者数　参照）
年間約17,000人が入浴中に亡くなっていると言われ、その多くがヒートショックによるものとされています。（ヒートショック　死亡者数　参照）

これは特に高齢者や持病のある方にとって深刻な問題です。

今回は、ヒートショックのメカニズムやリスク、そしてその対策について詳しくお伝えします。
また、高屋工務店が提案する新築住宅での「高気密高断熱化」を通じた予防策についてもご紹介します。

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ヒートショックとは？

ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が大きく上下し、身体に負担がかかる現象のことです。
寒い脱衣所から暖かい浴室、さらに熱い湯船に浸かることで、血圧が急激に変動し、心臓や血管に負担を与えます。
この負担が、心筋梗塞や脳梗塞、さらには失神や転倒事故を引き起こす原因となるのです。

では、冬の寒さによる病気（心疾患）の自宅死亡率が高い地域はどこでしょうか？
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第一位は、、、

四国地域となっています。（2018年調べ）

寒い地域の北海道は順位的には一番低い地域となっています。
これは、北海道という地域は寒いのが普通で、住宅もその地域の特性に合わせて、暖かい作りなっているからと、言われています。

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ヒートショックが起こりやすい場所と条件

家の中で特にヒートショックが起こりやすいのは以下の場所です。

1. 脱衣所
   　寒い冬場、暖房が効いていない脱衣所では室温が10度以下になることも珍しくありません。
      そこから暖かい浴室に入ることで急激な温度変化が生じます。

2. 浴室
   　湯船に浸かることで血管が急に拡張し、血圧が下がります。
      その後、湯船から出ると血圧が急上昇し、さらに負担が増します。

3. トイレ
   　寒いトイレもヒートショックが起こりやすい場所です。
       排泄時のいきみも血圧を上下させる要因となります。

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なぜヒートショックが危険なのか？

ヒートショックが危険なのは、心臓や血管への負担が一時的ではなく、急激であるためです。
以下のプロセスで身体に影響を及ぼします。

1. 寒い場所で血管が収縮
   　寒い環境にいると、体温を保つために血管が収縮し、血圧が上昇します。

2. 暖かい環境で血管が拡張
   　暖かい場所に移動すると、血管が急激に拡張し、血圧が急降下します。

3. 血圧の乱高下による負担
   　これらの血圧の変動が心臓や脳に大きな負担をかけ、心筋梗塞や脳卒中を引き起こすリスクを高めます。

特に高齢者や高血圧、糖尿病などの持病を持つ方はこのリスクが高いため、注意が必要です。

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ヒートショックを防ぐための「高気密高断熱住宅」の重要性

ヒートショックを防ぐためには、家全体の温度差を極力なくすことが重要です。
そのための鍵となるのが「高気密高断熱住宅」です。
近年の住宅技術では、断熱性能を高めることで外気温の影響を受けにくくし、家の中を一年中快適な温度に保つことが可能です。

1. 高気密高断熱住宅とは？

高気密高断熱住宅は、建物の隙間を極力減らし、高性能な断熱材や窓を用いることで外気との熱交換を抑える住宅です。
これにより、冬場でもリビングや寝室だけでなく、脱衣所や浴室、トイレまで一定の温度を保つことができます。
家全体が均一な温度環境であれば、ヒートショックのリスクを大幅に減らすことができます。

2. 温度差がなくなることで得られる安心感

高気密高断熱住宅では、室内全体の温度差が少ないため、寒い場所に移動した際に血圧が急上昇するリスクを防げます。
また、暖房効率が良くなることで光熱費も抑えられるというメリットもあります。

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高屋工務店の取り組み

高屋工務店では、井原市、福山市の地域に根差した工務店として、地元の気候や暮らしに適した高気密高断熱住宅の建築に力を入れています。
以下のポイントを重視して、快適で安全な住まいを提供しています。

1. 地域特性に合った断熱設計

高屋工務店では、備後地域の気候特性を考慮し、最適な断熱材や窓の配置を設計しています。
冬は暖かく、夏は涼しい住まいを実現することで、家全体を快適な空間に保ちます。

2. 健康と安全を第一に考えた施工

家族の健康を守るために、断熱性能を高めるだけでなく、湿気や結露対策も徹底しています。
これにより、ヒートショックだけでなく、カビやダニなど健康に害を及ぼすリスクも低減します。

3. 環境にも配慮した省エネ設計

高断熱化による省エネ効果で、エアコンや暖房の使用量を減らし、環境負荷を軽減します。
住む人の光熱費負担を抑えつつ、地球環境にも優しい住まいを目指しています。

家族の健康を守るために

ヒートショックは、日常の工夫や住環境の改善でリスクを大幅に減らすことができます。
特に新築住宅をお考えの方は、高気密高断熱住宅を選ぶことで、家全体を快適で安全な空間に保つことが可能です。

高屋工務店では、地元の皆さまの暮らしを支えるため、一人ひとりのご要望に寄り添いながら、最適な住まいづくりを提案しています。
新築住宅やリフォームに関するご相談がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
私たちと一緒に、家族全員が安心して暮らせる住まいを実現しましょう！

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【まとめ】
ヒートショックのリスクを理解し、適切な住環境を整えることは、家族の健康を守るためにとても大切です。
高気密高断熱住宅は、快適な室温を保ちながら、ヒートショックだけでなく省エネや健康リスクの軽減にもつながります。
高屋工務店では、安心で快適な住まいづくりを全力でサポートいたします。

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